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下半身付随の障害を持つ芸術家Sue Austin、車いすで海を泳ぐ「自由」を表現したパフォーマンスを公開!




Freewheeling / Sue Austin

イギリス出身のアーティストSue Austinは、病気が原因で下半身が不自由になり現在は車いすで生活しています。自分の足で歩くことはできなくなったけれど、彼女は車いすのおかげで外出ができたり、好きな人に会いに行けたりと再び自由を手に入れることができました。その一方で周囲の人々は車いすでの生活について「限界」「不安」といったマイナスなイメージを持っていることに気がつきました。障害を持つ人とそれを見守る人、双方の『車いす』へのイメージの不一致を解消したいと思い、彼女はFreewheelingを行いました。車いすで海を泳ぎ回る姿は世界中に衝撃を与えました。勝手に無理だと思い込んで行動を制限してしまうことが、いかに愚かでもったいないことなのかを彼女は自身の体で証明しました。

立派なあご髭を無表情でいじりまくる、超絶おちゃめなおじさん!




Magic Beard / Ben Garvin

米ミネアポリス出身の写真家Ben Garvin。普段は人々の日常を記録していますが、今回はちょっと違うようです。自分の顔を画面いっぱいに撮影し、立派にたくわえたあご髭で遊びまくっています。櫛を泳がせたり野菜を出したり…髭でここまで遊ぶかってほどのいじり具合。しかも絶対楽しいはずなのに、なぜか無表情。考えれば考えるほど謎が深まります。でもおちゃめなおじさんを見ていると、なんだか自然と笑顔になっちゃいます。

人体への悪影響も忘れてしまうほど美しい、ウイルスを題材にしたガラス彫刻!












Glass Microbiology / Luke Jerram

イギリスの芸術家Luke Jerram。彼はマスメディアでよく目にするウイルスの再現映像に疑問を抱いていました。医療系の番組では視聴者にわかりやすくする為なのか、ウイルスに赤や青の着色を施しています。医療について知識のない視聴者にとっては、ウイルスには色がありますと言われればそれを鵜呑みにするしかありません。(現に私たちは憶測で塗られた博物館や映画の恐竜の色を緑や茶色と認識しているのです。)そんな誤解を招きたくないという思いで作られたのがGlass Microbiologyです。透明なガラスに浮かぶ刺々しい突起や不気味に曲がる細い糸。余計な着色がないぶんリアルに感じられ、こんなものが体内にあったら…と考えるだけで身の毛がよだちます。美しく透過する光とその陰に潜む闇、どちらもバランスよく表現されたすばらしい作品です。

日本では当たり前の電車居眠り、外国では『信じられない光景』として話題になっている!







Tokyo Dreams / Nicholas Barker

ラジオやテレビ番組の制作に関わっているNicholas Barker。彼は日本の文化にとても興味を持っています。特に気になったのは電車で眠る人々。日本では電車内で眠ることに抵抗はなく、むしろ席に座れば当たり前のように瞼を落とします。しかし、他国ではスリや暴行事件が多発していて電車内で眠ることはとても危険な行為とされています。日本は就業時間が長く、さらに残業もあるため電車内で少しでも休息を取ろうとする人が多いと思います。しかし、それは他国の人からすれば“働き過ぎ”と言われることもしばしば…適度に仕事をして家でゆっくりと休息をとった方がいいという考えが一般的なようです。無防備な姿で眠る日本人、またそれを見て見ぬ振りをする周りの人々などはNicholasにとって不思議で仕方ありません。普段何気なく見かける風景も、文化の違いで映像作品として生まれ変わるということにとても驚きました。

絵の中にいる作者を探せ!Chadwick & Spectorが仕掛ける錯覚を利用した至極のボディペイント!












Museum Anatomy / Chadwick & Spector

芸術家Chadwick GrayとLaura Spectorの2人で構成されたデザインデュオChadwick & Spector。長年タイで活動していましたが、現在は米テキサス州に拠点を移しています。ボディペイントの枠を超えたペインティングアートは、一度見たら忘れることのできない強烈な印象を残し世界中で話題になっています。自身の目や輪郭を活かし「どれが本当の顔なの?」と思わず探してしまう、まるでトリックアートのような作品です。メイキング映像では、作品が出来上がる過程を見ることができます。お互いに信頼し、アイデアを共有できているからこそ成し得る技。そして、なんといっても楽しそうに制作をしている2人を見ているだけで、なんだか制作意欲が湧きあがります。

70年代のブラウン管テレビを、現代技術で最新電子機器に変身させたKyle Evans!



The de/Rastra / Kyle Evans

サウンドデザイナー、コンピューターミュージシャン、電子楽器の作成者、リアルタイムビデオパフォーマーなど数々の肩書きを持つKyle Evans。The de/Rastraでは、70年代の旧型ブラウン管テレビと最新のデジタル技術を連動させた独自の電子機器を発明しました。即興で奏でる音をソフトウェアでリアルタイムに変換し、テレビ画面に映像として映写します。まるでアコーディオンのようにテレビを構え、くねくねと意味深な動きを見せる彼。これから何が始まるんだろうかと思わず目が離せない。新旧の技術が入り混じる、ヴィジュアルにも優れた作品です。

2520枚の写真を手作業で加工し制作された、Abbie Stephensのコマ撮りアニメ!切ないストーリーにも注目!





Table Beggar /  Abbie Stephens

ロンドン在住のアニメーターAbbie Stephens。彼女はナイキやMTV、ディスカバリーチャンネル、プレイステーションなど様々な企業をクライアントに持ちフリーランスとして活動しています。今回紹介する『Table Beggar』はロンドンのエレクトロ・デュオLoose Fitの楽曲のミュージックビデオとして作成されました。UKMVA(UKミュージックビデオアワード)やBritish Animation Awardにノミネートされ注目を浴びたこの作品。見所はなんといっても奇妙なストーリーと手作業で切り取られたシルエットです。制作2ヶ月、計2520枚もの写真を機会を使わずに手でちぎっていくのだから大変。その根気がアニメーションにいい風合いを与えているのだと思います。撮影風景や監督が一枚一枚紙を加工していく様子がみられるメイキング映像もあるので、ぜひみてください。


脳で演奏する新進気鋭の芸術家Lisa Park!楽器で演奏する時代はもう終わったようです。







Eunoia /  Lisa Park

韓国出身、現在はニューヨークで活動しているLisa Park。彼女はアメリカ・カリフォルニア州の美術大学Art Center College of Designでファインアートに出会い、絵画やインスタレーション、写真、映画について学びました。その後ニューヨーク大学の大学院、ITP(インタラクティブ・テレコミュニケーション・プログラム)でプログラミングソフトウェアを使った芸術表現に日々向き合いました。そんな勉強熱心な彼女の生み出す作品は、どれも凡人な私の想像を遥かに超えるものばかり。その中でも特に気になったのはこの『Eunoia』という作品。EEGセンサーを使い脳波を測定、そこで収集されたデータはプログラミングソフトウェアでリアルタイムに変換され、音の振動を調節します。ついに脳で音を奏でる時代になったのかと、つくづく技術発展を確信させられます。

東京の街に浮かび上がる、幾何学模様の光のオブジェクトが超かっこよすぎる!





Night Stroll / 田島 太雄

日本のビジュアルデザインスタジオTANGRAMに所属する田島 太雄。彼の新作Night Strollが公開されました。彼曰く「家の近くでビデオを撮影し、3DCGソフトウェアでその動画を追跡。その後、モーショングラフィックと粒子の反射をCGs(コンピューターグラフィックシステム)とGI(グローバルイルミネーション)で付け加えた」との事です。私のような素人にはなんのことかさっぱりわかりませんが、風景の映像とあの幾何学のアニメーションは別々で作られているようです。なめらかな光の動きや、道路に反射する光が自然すぎて、本当に街を光が駆け巡っているかのようです。なにげない東京の風景を刺激的にしてくれる作品です。

いつの間に印刷物になったの?!見分けがつかない不思議な錯覚映像を体感しよう!







SCREENGRAB /

手が出てきたと思ったら、それが印刷物に変身。その印刷物を持つ手も、また印刷物に変身…そんなことを繰り返していく不思議な映像です。どこまでが本物の手なのか見分けもつかないうちに、テンポよくどんどん進んでいってしまいます。シンプルな仕組みで、いつの時代になっても楽しめる映像だと思います。

白い息に映像投影!極寒の中で歌う人間の呼気を利用したプロジェクションマッピング!





Love is in the Air / Wriggles & Robins

ロンドンを拠点に活動しているクリエイティブデュオWriggles & Robins。名前通りTom WrigglesworthとMatt Robinsonの2名で構成されています。彼らの新作、バンドTravisの『Love is in the Air』のミュージックビデオが公開されました。その中で、氷点下の中で歌う人間の呼気を利用したプロジェクションが披露されています。最近では、明るい場所でプロジェクションを行う場合にスモークをたいて、その煙に反射させ映像を投影する手法をとる作品も多くなってきました。そんな中で、大がかりなセットもいらない、ただの呼気を利用した画期的な手法には驚かされました。

ピタゴラスイッチも驚く仕掛けが満載!遊び心溢れるキネティックアート!





The Page Turner / Joseph Herscher

ブルックリンを拠点に活動しているキネティックアーティストJoseph Herscher。 米国のセサミストリートに出演するなど、とても知名度の高いアーティストです。日本でもピタゴラスイッチをきっかけに、このようなキネティックアートがメジャーになりつつあります。しかし、彼ほどユーモアのある仕掛けを作るアーティストは見たことがありません。The Page Turnerでは、ただ新聞をめくるだけなのにあらゆる物を燃やしたり壊したり、さらには動物の行動までもを利用して、次から次へとアクションを起こしていきます。また彼自身も作品の一部として、強烈なキャラクターを発揮しています。彼のウェブサイトには、個性的な作品が多数紹介されているので、興味のある方はぜひ見てください。

100%クリーニング屋の作業音だけで作った、軽快なループサウンド!







Music From A Dry Cleaner / Diego Stocco

イタリア出身の作曲家、サウンドクリエイター、パフォーマーのDiego Stocco。『チェルノブイリダイアリーズ』や『2012』、『シャーロックホームズ』など数多くの映画やドラマに携わり、またゲーム『スパイダーマン』や『トランスフォーマー』などの音響も手掛けています。彼の生み出す音楽を誰もが一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。それほど様々なシーンで活躍している彼は、プライベートでも独自の目線で音に向き合っているのです。Music From A Dry Cleanerは、彼が毎日通っているパン屋さんの道中にあるクリーニング屋さんで収録されています。なんでも、そのクリーニング屋さんの機械や蒸気の音を聴いて毎日胸を躍らせていたとか。そんな念願のクリーニング屋さんでの作曲にテンションが上がりまくりなのが映像からも伝わります。音を探して店内を走り回る姿、そしていい音を見つけた時のうれしそうな表情は必見。本当に音楽が好きなんですね。