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緻密なデザインとユーモア溢れるトリックが癖になる、Noma Barが手がけたWallpaper Magazineの表紙!





Wallpaper Magazine / Noma Bar

イスラエル出身、現在はロンドンを拠点に活動しているイラストレーター兼デザイナーのNoma Bar。彼は制作する上で『アイデア』と『ユーモア』にとてもこだわっていると語っています。今回紹介する作品は、Wallpaper Magazineの表紙の数々です。一見普通のイラストに見えますが、部屋をまるごとデザインしある場所から見ると一つの絵として見えるような工夫がされています。インテリア家具をうまく利用し、目や口に見立てるなど彼のいう通りユーモア満載です。見れば見るほど『あれはスタンドライト、あれはイスなんだよな〜』と興味、関心をそそられる作品です。

食物連鎖の頂点にたつ人間のエゴが生み出した、本革シューズについてあなたはどう思う?





fantich&young

fantich&youngはMariana FantichとDominic Youngの2名で構成されたアートデュオです。この作品では1050本の歯をゴム底にはめることで、古典的なオックスフォードシューズの概念を再解釈しています。彼らはオックスフォードシューズのことを“Apex Predator Shoe”と呼んでいます。Apex Predator=頂点捕食者、すなわち実質的に自分自身を捕食するものがいない、食物連鎖の頂点に位置する捕食者が履く靴ということです。共存していた動物と人間が、自然の進化の中で肉を食べ、皮を履きつぶす、今となっては当たり前のことですが命をいただいているという忘れてはならない事実があるのです。加工された皮からは動物の存在を感じさせませんが、歯があることで足下に命があることを再認識させます。見た目にインパクトがあり、中身も考えさせられる深い作品です。

小鳥好きにはたまらない、食事中も仕事中もずっと愛する小鳥に癒してもらえるテーブルが登場!







Cage Archibird / gregoire de lafforest

インテリアデザイナーのgregoire de lafforest。「アイデアは従来の形を変えることができる」という精神のもと、美しさと機能性を追求して、このCage Archibirdを制作しました。Cage Archibirdsは、鳥かごとテーブルが合体した家具です。私事ですがセキセイインコを飼っていて、あまりの可愛さに食卓テーブルに鳥かごを乗せて、インコとおしゃべりをしながら食事をしたりくつろいだりしています。そんな私にぴったり(もしかしたら見ている人の中にも賛同してくれるインコ好きさんがいるのではないでしょうか)の商品なのです。鳥かごといっても、机上に現れるのは3つのドームと木の枝部分のみ。そこに現れるインコはまるで剥製のような美しさを魅せつけてきます。大切な遊びスペースは机の下に設けられています。洗練されたデザインと開放的な空間、ぜひ我が家にも一脚欲しいものです。

過剰消費が生んだ“退廃”や“絶望”を包み隠さず描写したぺインターCharlie Isoe!








Charlie Isoe

オーストラリア・パース出身のぺインターCharlie Isoe。彼は夜遅くに外へ出向き、路上にいる中毒者やひねくれ者を観察していました。そんな彼らから見えてきたものは、プラスチックを使い捨てするような過剰消費の社会が生み出した退廃や絶望でした。そんな社会の全てを隠さずにキャンバスへと描いた作品は、恐怖と哀愁の入り混じる唯一無二の世界観を醸し出しています。

トイレットペーパーの芯に閉じ込めた、可愛らしいミニチュアな世界を覗いてみ よう!









フランス在住の芸術家Anastassia Elias。彼女は今年の6月に、新たな作品集『Rouleaux』を発売しました。その作品集の表紙を飾るのが、このトイレットペーパーの芯を使った作品です。私が幼い頃、毎回かかさず見ていた某テレビ局の工作番組でよくトイレットペーパーの芯を使った工作を紹介していました。そのためにせっせとトイレットペーパーの芯を集めていましたが、いつの間にか使わなくなって大量に捨てたのを覚えています。大人になったら工作なんてしないし、必要だったら東○ハンズに行けばいいやと思っていた自分に喝を入れてくれたのが、この作品です。最近アートでリサイクルをはかる芸術家を多く見ます。そんなアートに出会う度に「物は見方、捨てるだけの物なんてないんだな」と気付かされます。

写実と抽象の絶妙な掛け合わせ!独自の絵画技法を見せるMaurizio Bongiovanniの作品!








Maurizio Bongiovanni

イタリアの芸術家Maurizio Bongiovanni。彼は写実画と抽象画を組み合わせた独自の絵画技法を持っています。手に触れられそうなほどリアルに描かれた鳥の絵ですが、途中からカラーバーで描かれています。まるで鳥が涙を流しているような憂いのある表情、そしてきれいな色の配色には惹かれるものがあります。一度みたら忘れられないインパクトのある作品です。

ピタゴラスイッチも驚く仕掛けが満載!遊び心溢れるキネティックアート!





The Page Turner / Joseph Herscher

ブルックリンを拠点に活動しているキネティックアーティストJoseph Herscher。 米国のセサミストリートに出演するなど、とても知名度の高いアーティストです。日本でもピタゴラスイッチをきっかけに、このようなキネティックアートがメジャーになりつつあります。しかし、彼ほどユーモアのある仕掛けを作るアーティストは見たことがありません。The Page Turnerでは、ただ新聞をめくるだけなのにあらゆる物を燃やしたり壊したり、さらには動物の行動までもを利用して、次から次へとアクションを起こしていきます。また彼自身も作品の一部として、強烈なキャラクターを発揮しています。彼のウェブサイトには、個性的な作品が多数紹介されているので、興味のある方はぜひ見てください。

米国ファーストフード店Chipotleの、食肉事情を描写した話題のCM。






Back to the Start / Jason Sondhi

現地のオーガニック食材を扱うことで有名な、米国のメキシカン・ファーストフードのチェーン店Chipotle。この店のCMがしっかりとしたストーリーでしんみりすると話題に。ストーリーは、ある農夫が牧場で食肉用動物の世話をしていたが、時代の流れで巨大な食肉製造機械にまかせっきりになってしまう。水質汚染や薬漬けで無理やり太らされる動物たちの姿を目の当たりにし、 再び農場での飼育に戻り、自分の手で育てた動物をChipotleのトラックに渡すというもの。メッセージ性の強いCMで、国民の食材に対する意識は変わっただろう。

著名彫刻家Maurizio Cattelanが生み出す、ユーモアたっぷりの作品まとめ!












“All”




Maurizio Cattelan

イタリア出身、世界的に有名な彫刻家Maurizio Cattelan。彼の作品には『死』をテーマにしたものが多数存在する。『死』というとてもシビアな題材であるが、息苦しさを感じさせないほどユーモアが溢れている。どれも代表作と言っていいほど認知度が高いが、そんな彼を知るのに相応しい、彼の集大成ともいえる作品が“All”である。作品名の通り彼の“全て”が詰まったこの作品は、今までに生み出した作品たち全てを天井から糸で釣って一つの作品としている。その“All”の制作過程の動画も用意しているので、ぜひご覧になってほしい。