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2520枚の写真を手作業で加工し制作された、Abbie Stephensのコマ撮りアニメ!切ないストーリーにも注目!





Table Beggar /  Abbie Stephens

ロンドン在住のアニメーターAbbie Stephens。彼女はナイキやMTV、ディスカバリーチャンネル、プレイステーションなど様々な企業をクライアントに持ちフリーランスとして活動しています。今回紹介する『Table Beggar』はロンドンのエレクトロ・デュオLoose Fitの楽曲のミュージックビデオとして作成されました。UKMVA(UKミュージックビデオアワード)やBritish Animation Awardにノミネートされ注目を浴びたこの作品。見所はなんといっても奇妙なストーリーと手作業で切り取られたシルエットです。制作2ヶ月、計2520枚もの写真を機会を使わずに手でちぎっていくのだから大変。その根気がアニメーションにいい風合いを与えているのだと思います。撮影風景や監督が一枚一枚紙を加工していく様子がみられるメイキング映像もあるので、ぜひみてください。


3Mの付箋『POST IT』で作った、色鮮やかでファンタジックな壁面アート!








POST IT / Gabriel de la Mora

メキシコの芸術家Gabriel de la Moraが生み出したこの作品。タイトル『POST IT』といえばもうおわかり、あの有名メーカー3Mの付箋POST ITを使っています。現在、学校や職場で活用している方も多いと思います。そのPOST ITの特徴はカラフルな色、そして様々な用途に合わせて選べるサイズや形です。一口に付箋といっても、最近ではここまで種類が必要なのだろうかというくらい文房具屋さんにはたくさんの付箋が並んでいるのを目にします。それを見るたびについつい手が伸びていつの間にかいくつかの付箋を握りしめレジに並んでいたことがありました。それほど、付箋は使い勝手だけではなくデザイン性にも優れているということです。そんな素材を芸術作品に活かすというのは自然なこと、しかし今まで誰もやっていなかったのです。アートの抜け穴を狙った素敵な作品です。

トイレットペーパーの芯に閉じ込めた、可愛らしいミニチュアな世界を覗いてみ よう!









フランス在住の芸術家Anastassia Elias。彼女は今年の6月に、新たな作品集『Rouleaux』を発売しました。その作品集の表紙を飾るのが、このトイレットペーパーの芯を使った作品です。私が幼い頃、毎回かかさず見ていた某テレビ局の工作番組でよくトイレットペーパーの芯を使った工作を紹介していました。そのためにせっせとトイレットペーパーの芯を集めていましたが、いつの間にか使わなくなって大量に捨てたのを覚えています。大人になったら工作なんてしないし、必要だったら東○ハンズに行けばいいやと思っていた自分に喝を入れてくれたのが、この作品です。最近アートでリサイクルをはかる芸術家を多く見ます。そんなアートに出会う度に「物は見方、捨てるだけの物なんてないんだな」と気付かされます。

いつの間に印刷物になったの?!見分けがつかない不思議な錯覚映像を体感しよう!







SCREENGRAB /

手が出てきたと思ったら、それが印刷物に変身。その印刷物を持つ手も、また印刷物に変身…そんなことを繰り返していく不思議な映像です。どこまでが本物の手なのか見分けもつかないうちに、テンポよくどんどん進んでいってしまいます。シンプルな仕組みで、いつの時代になっても楽しめる映像だと思います。

紙の色、質感、加工にこだわったサンドウィッチ本が、食べちゃいたいほどリアル!














Sandwich Book / Pawel Piortrowski

ポーランドの芸術家Pawel Piortrowskiは、サンドウィッチを本で表現しました。なぜサンドウィッチを題材に選んだのでしょうか。彼女いわく、サンドウィッチには色、味、質感の異なる様々な具材が重なり合っているからだと言います。作品をよく見ると、ただ具材が印刷された紙を重ねているだけではなく、その具材に合った紙を選んでいることがわかります。例えば、みずみずしいトマトは光沢があり発色に良い紙を、チーズであればマットで凹凸のある紙を選んでいます。またハサミを使わず手で切ったり、ノリで貼りあわせるなど工夫を凝らして、具材を最大限に表現しています。印刷物を制作する時、紙選びは重要なポイントになるので絶対に失敗したくないところです。そんな時、この本がなにかヒントをくれるかもしれません。

1mmの誤差も許されない、手作業で作ったタイポグラフィーが美しすぎる!






Bianca Chang

オーストラリア、ブリスベン出身の芸術家Bianca Chang。現在は活動拠点をシドニーにうつしている。彼女の魅力といえば、ハンドカットのペーパークラフトである。一枚一枚、丁寧に手作業で形を切り取っていき、それらを重ね合わせれば美しい奥行のある文字たちが登場する。一ミリも誤差の許されない作品だからこそ、見る側にも緊張感が伝わる。真っ白な紙から自然に現れたモノトーンのグラデーションが神秘的でなお美しさを引き立たせます。

なんだか近代的!一昔前のデジタル機器を紙で作ったら今風なおしゃれグッズになった!













Back to Basics / Zim and Zou

フランスのナンシーに拠点を置くグラフィックデザインスタジオZim and Zou。このデザインスタジオは、Lucie ThomasとThibault Zimmermannの2名のデザイナーで構成されています。彼らはペーパースカルプチャー、インスタレーション、グラフィックデザイン、イラストレーションなど異なった分野を利用した近代的なアプローチをしています。Back to Basicは、一昔前のデジタル機器を独自の色使いで近代的に表現したペーパースカルプチャーです。フォルムは本物と見分けがつかないほど細部まで作りこまれています。こんなにおしゃれなものが実際に発売されれば、これらの機器も再びブームになるのでは…と期待させてくれる作品です。

手縫いの温かみが残る、洗練されたデザインの刺繍タイポグラフィー!












Project Printed Matter / Evelin Kasikov

思い出してほしい、小学校の頃持ち歩いていた手提げバッグ。そこへ名前の刺繍がしてある子が何人かいたと思う。当時は母親が手で刺繍したのかと思っていたけれど、コンピューターミシンという洒落た機械に任せていたということを大人になって知った。しかし、彼女の刺繍文字は全く違うものだった。一針ずつ丁寧に縫い進めていき、さらには糸の色を変えることによって立体感やグラデーションを作り上げている。コンピューターミシンには出せない繊細なデザイン、また印刷機では出せない温かみを実現させているのだ。