“無意味”を追求する芸術家Giuseppe Colarussoによる、無意味なデザインの数々をご覧ください!
Improbabilità / Giuseppe Colarusso
イタリアの芸術家Giuseppe Colarusso。 今回紹介する作品『Improbabilità』は日本語で『非現実』という意味。どこが非現実なのか…それは作品を見ていただければお分かりになるでしょう。現実にはありえないデザインのものばかりです。彼は“無意味”を追求するというなんとも珍しい着眼点を持ったアーティストなのです。確かに、どの作品もツッコミどころ満載。思わず「無意味だよ~」と呟いてしまい、彼の思うツボにまんまとはまってしまうのです。
小鳥好きにはたまらない、食事中も仕事中もずっと愛する小鳥に癒してもらえるテーブルが登場!
Cage Archibird / gregoire de lafforest
インテリアデザイナーのgregoire de lafforest。「アイデアは従来の形を変えることができる」という精神のもと、美しさと機能性を追求して、このCage Archibirdを制作しました。Cage Archibirdsは、鳥かごとテーブルが合体した家具です。私事ですがセキセイインコを飼っていて、あまりの可愛さに食卓テーブルに鳥かごを乗せて、インコとおしゃべりをしながら食事をしたりくつろいだりしています。そんな私にぴったり(もしかしたら見ている人の中にも賛同してくれるインコ好きさんがいるのではないでしょうか)の商品なのです。鳥かごといっても、机上に現れるのは3つのドームと木の枝部分のみ。そこに現れるインコはまるで剥製のような美しさを魅せつけてきます。大切な遊びスペースは机の下に設けられています。洗練されたデザインと開放的な空間、ぜひ我が家にも一脚欲しいものです。
残業どころか住みたくなっちゃう、おしゃれなオフィス!
Le Bureau / michael menuet
こんなオフィスだったら毎日出勤するし、残業だって苦じゃないだろう。木のぬくもりを感じる、必要以上のものはないシンプルな作りとなっている。全ての部屋が一直線に並んでいて、ドアもなく開放的な空間だ。広々とした個人の作業スペース、机の間には仕切りがあるのでプライベートも確保され集中力もアップしそうだ。コーヒーを片手に仲間とデザインの打ち合わせを…なんておしゃれな(実際のデザイン現場はそんな余裕もないが)こともできちゃうだろう。
あの木製品から生まれる命。

Maskull Lasserre
木製のものならなんでも彫ってしまう。しかも彫刻用ではない、形も硬さもバラバラな木たちを、また新たなものに変えてしまった。「そんな部分からそんなものが?!」 と、素材と作り上げるものの対比もまたおもしろい。上の綱はなめらかで、本当に木なのか疑いたくなるほどだ。プロならではの腕前とアイデアが光る作品である。
部屋に物を並べただけとは思えない、コレクションアート!
Bernard Pras
見れば見るほど謎が深まるこの作品。これが額縁の中に描かれた絵ではなく、一つの部屋に物を集めて出来上がった作品ということに驚くだろう。このように衣類や流木、ゴムやペイントなど様々な材料を集めて配置するのが彼の特徴である。今作はマリの俳優Sotigui Kouyatéのポートレート。ドレッドヘアーやもじゃもじゃの髭もうまく表現されている。制作工程の映像では、この作品の全貌を細部にわたって見ることができるのでおすすめ。
床を突き破るほど鋭い彫刻!
Points of Contention / Jonathan Latiano
床の上に展示をする人は多いが、床の下から展示するのはきっと彼くらいだろう。床を突き抜ける真っ白で鋭い彫刻は、曲げることのできない強い意志を表しているのではないか。ぐにゃんぐにゃんに波打つ床、その下にはまだ曖昧な思考や自信のなさが隠れているのかも知れない。それが確信へ変わった時、再び床を突き抜けて意志を表明するのだろう。(あくまで個人の考えです)
1万5000ボルトの電流が描く偶然性のアート!
大きな木の板に15,000ボルトの電流を流すとどうなるのだろう…と考えたのはきっと彼女だけだろう。そんなぶっ飛んだ発想をそのままに早速実験してみたら面白い結果になった。木の板に接している部分が丸く焼け焦げるのではなく、まるで稲妻または木の枝のような複雑な模様を描くこととなった。予期していなかった偶然の産物である。
部屋の壁をくりぬいて、家具を作ってみた。
A Temporary Engagement,Departing From the Rules of Harmony,Less is More / Scott Carter
部屋の壁を切り取ってしまおうという発想がまず称賛に価するが、ただ切り取るだけではなく「美しく切り取る」といったところから彼のさらなる才能を痛感することとなる。切り取られた部品を組み立てて作られる家具や石膏像は、機能性とデザイン性のどちらにも優れている。壁に開いた穴にものが置けるようになれば、さらに機能性が増し新たな「壁」の在り方が生まれるのかもしれない。
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