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強迫性障害を患う超完璧主義者Patrick Kramerが描いた、写真のようなスーパーリアリズム絵画!










Paintings / Patrick Kramer

アメリカ・ユタ州のペインターPatrick Kramer。彼は幼い頃から強迫性障害を患っており、なんでも完璧でなければ気が済まない、言わば究極の完璧主義者でした。常に細かいことが気になり、少しでも思っていたものと違えばそれが気になってやるべきことも手につきません。そんな彼は障害のはけ口として“絵を描く”ということに没頭しました。それは彼にとって障害へ向き合うこと、また自信をつけることに繋がりました。持ち前の完璧主義を活かし細部まで描き込んだ写実的な絵は、どんなに近くで見ても写真と見間違えてしまうほどクオリティの高い作品に仕上がりました。障害と聞くとネガティブに捉えられがちですが、それを受け入れ長所として活かすことのできたPatrick Kramerの強さを感じる作品です。

絵の中にいる作者を探せ!Chadwick & Spectorが仕掛ける錯覚を利用した至極のボディペイント!












Museum Anatomy / Chadwick & Spector

芸術家Chadwick GrayとLaura Spectorの2人で構成されたデザインデュオChadwick & Spector。長年タイで活動していましたが、現在は米テキサス州に拠点を移しています。ボディペイントの枠を超えたペインティングアートは、一度見たら忘れることのできない強烈な印象を残し世界中で話題になっています。自身の目や輪郭を活かし「どれが本当の顔なの?」と思わず探してしまう、まるでトリックアートのような作品です。メイキング映像では、作品が出来上がる過程を見ることができます。お互いに信頼し、アイデアを共有できているからこそ成し得る技。そして、なんといっても楽しそうに制作をしている2人を見ているだけで、なんだか制作意欲が湧きあがります。

緻密なデザインとユーモア溢れるトリックが癖になる、Noma Barが手がけたWallpaper Magazineの表紙!





Wallpaper Magazine / Noma Bar

イスラエル出身、現在はロンドンを拠点に活動しているイラストレーター兼デザイナーのNoma Bar。彼は制作する上で『アイデア』と『ユーモア』にとてもこだわっていると語っています。今回紹介する作品は、Wallpaper Magazineの表紙の数々です。一見普通のイラストに見えますが、部屋をまるごとデザインしある場所から見ると一つの絵として見えるような工夫がされています。インテリア家具をうまく利用し、目や口に見立てるなど彼のいう通りユーモア満載です。見れば見るほど『あれはスタンドライト、あれはイスなんだよな〜』と興味、関心をそそられる作品です。

超リアル!画材の特性を活かした、写真と見間違えるほど美しい絵画!





ROCKS&WATER / Ester Roi

アメリカ・カリフォルニア州の芸術家Ester Roi。彼女は色鉛筆やアーティストクレヨン、オイルパステルなど様々な画材を使って絵を描いています。そんな多種類の画材を使いこなす彼女ですが、画材だけではなく描き方にもこだわりがあります。彼女は紙の下に温度調整できるプレートをひき、温めたり冷やしたりしながら絵を描いています。画材は温度によって発色や柔らかさが異なるものです。その変化を利用し幅広い色やテクスチャを生み出しているのです。それだからこそできるこの写実。水なんて写真と間違えるほどリアルに描かれています。隅々までこだわりの感じられる素敵な作品です。

あなたはどう思う?遺灰を使った肖像画を披露したチェコの芸術家romantyc!









vykradač hrobů / romantyc

チェコの芸術家romantyc。地元では電波ジャックや信号機を改造して逮捕されるなど、お騒がせアーティストとして名高いようです。そんな彼がまた世間をにぎわす作品を生み出しました。このvykradač hrobůという作品、チェコ語で『墓泥棒』という意味で、なんと遺灰を使って肖像画を描いているのです。作品の紹介文には「あなたが6歳の時、母親が亡くなったとしよう。あなたは母親を骨つぼとして見るようになる。死ぬまで写真の中の母親しか知らないことになる。あなたは思うはずだ、彼女を骨つぼから解放する手立てがあるはずだと」と記されています。これは、例えの話ではなく彼の実話から来ているようで、実際にromantycは6歳の時に母親を亡くし、それ以来母親の死に向き合おうと努めてきたのです。遺灰の入手先については公開していませんが、火葬場で残った遺灰がゴミ箱に捨てられているという現状や60年代のチェコの芸術家は遺灰を画材として使っていたことなどを語り、遺灰を使うことはショッキングなことではないと話しました。意見の分かれる作品ですが、切ない実体験と向き合い全力で表現している姿にとても感動しました。

過剰消費が生んだ“退廃”や“絶望”を包み隠さず描写したぺインターCharlie Isoe!








Charlie Isoe

オーストラリア・パース出身のぺインターCharlie Isoe。彼は夜遅くに外へ出向き、路上にいる中毒者やひねくれ者を観察していました。そんな彼らから見えてきたものは、プラスチックを使い捨てするような過剰消費の社会が生み出した退廃や絶望でした。そんな社会の全てを隠さずにキャンバスへと描いた作品は、恐怖と哀愁の入り混じる唯一無二の世界観を醸し出しています。

見つめられたら捨てられない、空き缶の底に描かれた可愛いキャラクターたち!








CAN MAN / My Dog Sighs

ストリートアーティストのMy Dog Sighsは、踏みつぶした空き缶の底に顔を描きました。いつもなら捨ててしまう空き缶ですが、あんなにリアルな顔が描いてあると愛着がわいて捨てられなくなっちゃいます。踏みつぶした缶の底に顔を描こう!なんて思ったこともありませんでしたが、こういう作品を見るとどんなものでもアイデア次第で素敵な作品に変身するのだなと感心してしまいます。

写実と抽象の絶妙な掛け合わせ!独自の絵画技法を見せるMaurizio Bongiovanniの作品!








Maurizio Bongiovanni

イタリアの芸術家Maurizio Bongiovanni。彼は写実画と抽象画を組み合わせた独自の絵画技法を持っています。手に触れられそうなほどリアルに描かれた鳥の絵ですが、途中からカラーバーで描かれています。まるで鳥が涙を流しているような憂いのある表情、そしてきれいな色の配色には惹かれるものがあります。一度みたら忘れられないインパクトのある作品です。