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緻密なデザインとユーモア溢れるトリックが癖になる、Noma Barが手がけたWallpaper Magazineの表紙!





Wallpaper Magazine / Noma Bar

イスラエル出身、現在はロンドンを拠点に活動しているイラストレーター兼デザイナーのNoma Bar。彼は制作する上で『アイデア』と『ユーモア』にとてもこだわっていると語っています。今回紹介する作品は、Wallpaper Magazineの表紙の数々です。一見普通のイラストに見えますが、部屋をまるごとデザインしある場所から見ると一つの絵として見えるような工夫がされています。インテリア家具をうまく利用し、目や口に見立てるなど彼のいう通りユーモア満載です。見れば見るほど『あれはスタンドライト、あれはイスなんだよな〜』と興味、関心をそそられる作品です。

いつの間に印刷物になったの?!見分けがつかない不思議な錯覚映像を体感しよう!







SCREENGRAB /

手が出てきたと思ったら、それが印刷物に変身。その印刷物を持つ手も、また印刷物に変身…そんなことを繰り返していく不思議な映像です。どこまでが本物の手なのか見分けもつかないうちに、テンポよくどんどん進んでいってしまいます。シンプルな仕組みで、いつの時代になっても楽しめる映像だと思います。

紙の色、質感、加工にこだわったサンドウィッチ本が、食べちゃいたいほどリアル!














Sandwich Book / Pawel Piortrowski

ポーランドの芸術家Pawel Piortrowskiは、サンドウィッチを本で表現しました。なぜサンドウィッチを題材に選んだのでしょうか。彼女いわく、サンドウィッチには色、味、質感の異なる様々な具材が重なり合っているからだと言います。作品をよく見ると、ただ具材が印刷された紙を重ねているだけではなく、その具材に合った紙を選んでいることがわかります。例えば、みずみずしいトマトは光沢があり発色に良い紙を、チーズであればマットで凹凸のある紙を選んでいます。またハサミを使わず手で切ったり、ノリで貼りあわせるなど工夫を凝らして、具材を最大限に表現しています。印刷物を制作する時、紙選びは重要なポイントになるので絶対に失敗したくないところです。そんな時、この本がなにかヒントをくれるかもしれません。

何度見ても立体物に見えてしまう、超リアルな印刷物!




Amazing Anamorphic Illusions! / brusspup

思わず「うわ~」と声を出してしまうほど驚きの錯視。理解した上で見直しても、やっぱり立体物に見えてしまうからまた不思議である。この手のものはたくさんあるが、brusspupは仕掛け、映像のクオリティ共に素晴らしいので、ぜひ他の作品も見てほしい。

音階の印が付いた、画期的なラベルのビール!




Tuned Pale Ale / Matt Braun,Chris Mufalli

印のところまで飲むと、そのコードの音がでるという画期的なデザインのラベル付きビール。宴会のときなどには、担当を決めてみんなで演奏してもいいかもしれない。しかし、演奏のしすぎは注意。ビールの炭酸が抜けない程度に楽しんで飲んでほしい。

CMYKのペンを塗り重ねて手作業で印刷物を作る人々。










Human Printer / Stinsensqueeze

CMYKの四色のペンを塗り重ねてできた印刷物は、デジタル印刷さながらの表現力と独特な味わいを持っている。今の時代プリンターを使えばどんなものも一瞬で印刷できるが、彼らは手作業で一つ一つ丁寧にドット柄を描いていく。そのため作品の制作時間はかなりかかるが、なんでもデジタルで済ませることができる今こそ、人の手で作られたものの価値が上がっているような気がする。

ちょっぴりグロテスクなマトリョーシカ。



Anatomical Nesting Dolls / Jason Levesque

マトリョーシカというと、同じ柄でサイズ違いの人形が並んでいるイメージだがこれは違うようだ。一番大きいサイズに描かれている人の中身が飛び出てしまっている。骨や臓器のサイズ感は割とぴったりだし、少々グロテスクではあるがマトリョーシカ特有の収納技法をうまく使った作品だ。

手彫りとは思えない、細かすぎる木版画!






THE MOON / Tugboat Printshop

完全オーダーメイドの木版画プリント専門店Tugboat Printshop。業務用の印刷機が進化する中、細かい模様を丁寧に手彫りしてくれる会社は数少ない。一色刷りはもちろん、多色刷りを利用すればデジタル機器ではだせない微妙な色のニュアンスやかすれを出すことができる。アメリカの会社なので日本からは注文しずらいが、一度彼らの作品をチェックして古くなりつつある木版画のイメージを払拭してほしい。