下半身付随の障害を持つ芸術家Sue Austin、車いすで海を泳ぐ「自由」を表現したパフォーマンスを公開!




Freewheeling / Sue Austin

イギリス出身のアーティストSue Austinは、病気が原因で下半身が不自由になり現在は車いすで生活しています。自分の足で歩くことはできなくなったけれど、彼女は車いすのおかげで外出ができたり、好きな人に会いに行けたりと再び自由を手に入れることができました。その一方で周囲の人々は車いすでの生活について「限界」「不安」といったマイナスなイメージを持っていることに気がつきました。障害を持つ人とそれを見守る人、双方の『車いす』へのイメージの不一致を解消したいと思い、彼女はFreewheelingを行いました。車いすで海を泳ぎ回る姿は世界中に衝撃を与えました。勝手に無理だと思い込んで行動を制限してしまうことが、いかに愚かでもったいないことなのかを彼女は自身の体で証明しました。

立派なあご髭を無表情でいじりまくる、超絶おちゃめなおじさん!




Magic Beard / Ben Garvin

米ミネアポリス出身の写真家Ben Garvin。普段は人々の日常を記録していますが、今回はちょっと違うようです。自分の顔を画面いっぱいに撮影し、立派にたくわえたあご髭で遊びまくっています。櫛を泳がせたり野菜を出したり…髭でここまで遊ぶかってほどのいじり具合。しかも絶対楽しいはずなのに、なぜか無表情。考えれば考えるほど謎が深まります。でもおちゃめなおじさんを見ていると、なんだか自然と笑顔になっちゃいます。

民族工芸と現代美術の融合!アフリカのズールー族も協力したガラスビーズで装飾されたキッチン!









Kitchen / Liza Lou

ニューヨーク出身のヴィジュアルアーティストLiza Louは、美しく輝くガラスビーズに魅了され2005年にビーズ工芸が盛んな南アフリカでデザイン集団を設立しました。彼女はニューヨークにいる間、アフリカのビーズ工芸について詳しく学んだわけではなかったけれど、現地のズールー族と連携しビーズ工芸の基礎や心得を体感して学びました。そして完成したのがこの『Kitchen』という作品です。壁やカーテンなど民族模様のような独特な配色と、彼女の故郷アメリカのポップなパッケージのものやチェリーパイ。2つの国柄が絶妙に混ざり合った空間はなんともいえない居心地の良さを感じます。シンクの中には使用済みの食器、オーブンや冷蔵庫には手を拭くタオルが掛けられていたりと、生活感を表現した細かなこだわりが伺えます。小さなビーズを一つ一つピンセットで接着していく過程を想像しただけで気が遠くなります。ぜひ間近でキラキラと輝くキッチンを見てみたいものです。