紙の色、質感、加工にこだわったサンドウィッチ本が、食べちゃいたいほどリアル!














Sandwich Book / Pawel Piortrowski

ポーランドの芸術家Pawel Piortrowskiは、サンドウィッチを本で表現しました。なぜサンドウィッチを題材に選んだのでしょうか。彼女いわく、サンドウィッチには色、味、質感の異なる様々な具材が重なり合っているからだと言います。作品をよく見ると、ただ具材が印刷された紙を重ねているだけではなく、その具材に合った紙を選んでいることがわかります。例えば、みずみずしいトマトは光沢があり発色に良い紙を、チーズであればマットで凹凸のある紙を選んでいます。またハサミを使わず手で切ったり、ノリで貼りあわせるなど工夫を凝らして、具材を最大限に表現しています。印刷物を制作する時、紙選びは重要なポイントになるので絶対に失敗したくないところです。そんな時、この本がなにかヒントをくれるかもしれません。